鏡を見たときに「目の周り ぶつぶつができてる…」と気になったことはありませんか？見た目も気になるし、かゆみや違和感があると不安になりますよね。この記事では、目の周り ぶつぶつの主な原因やセルフケア方法、受診の目安などをわかりやすくお伝えします。
目の周りにぶつぶつができる主な原因
稗粒腫の特徴や治療法については大塚製薬の解説ページも参考になります。
- 稗粒腫（はいりゅうしゅ）
白くて小さなぶつぶつが特徴。皮膚の角質が毛穴に詰まってできる良性の嚢胞で、特に目の下によく見られます。 - アレルギー性皮膚炎
花粉や化粧品、洗顔料などの刺激で目の周りに赤くかゆみを伴うぶつぶつが出ることがあります。 - 汗管腫（かんかんしゅ）
皮膚の汗腺が増殖してできる小さな丘疹。まぶたの下や目尻に左右対称に出ることが多いです。 - 接触性皮膚炎
アイメイクやマスク、コンタクトレンズなどが原因で肌がかぶれ、小さなぶつぶつが現れることがあります。 - ニキビやマラセチア毛包炎
皮脂や常在菌のバランスが崩れることで発生。目元は皮膚が薄いため、炎症が目立ちやすいです。
※ 目の周り ぶつぶつの正体は一見似ていても、原因が異なることが多いため、自己判断は避けましょう。
目の周り ぶつぶつに日常生活でできるセルフケア
- 優しく洗顔する
朝晩にぬるま湯で顔を洗い、目の周りはこすらず泡で包み込むように洗いましょう。 - 保湿をしっかり
乾燥は目の周り ぶつぶつを悪化させる一因にもなります。目元専用の低刺激な保湿剤を使うと安心です。 - メイク用品やスキンケアを見直す
目の周り ぶつぶつは、新しく使い始めたアイクリームやマスカラが原因のことも。いったん使用を中止し、肌の反応を確認してみましょう。 - 紫外線対策を忘れずに
UVが皮膚に刺激を与え、症状を悪化させることがあります。日焼け止めは目元専用のものを選びましょう。
※ ぶつぶつを無理に潰したり、引っ掻いたりすると跡が残ったり悪化することがあるため、絶対に避けてください。
病院に行くべきサイン
稗粒腫や汗管腫などの専門治療については、新宿美容外科クリニック｜稗粒腫・汗管腫除去をチェックしてみてください。
- かゆみや痛みが強い
- 赤く腫れている、熱をもっている
- 長期間治らない（1か月以上）
- 急に数が増えた
- 視界に影響がある
病院では、皮膚の状態を診察し、必要に応じて塗り薬や内服薬、除去治療などが行われます。ぶつぶつの原因を正しく知ることで、適切なケアや予防ができます。
予防のために心がけたいこと
- ストレスをためない
肌トラブルはストレスと無縁ではありません。睡眠や趣味の時間を確保して心を整えましょう。 - バランスの良い食事
ビタミンB群やビタミンC、亜鉛を含む食材は肌の健康維持に役立ちます。 - 規則正しい生活リズム
夜更かしや過労は肌荒れを招く要因に。毎日同じ時間に寝起きする習慣が大切です。 - 手を清潔に保つ
無意識に目元を触ることが多いため、手洗いはこまめに行いましょう。
最近では、肌の負担を減らす工夫として、家庭用レーザー脱毛器を併用して全体的なスキンケアを見直す方も増えています。また、顔まわりのうぶ毛対策もポイントで、保湿と脱毛を組み合わせたケアが効果的です。
まとめ
目の周り ぶつぶつは、さまざまな原因によって生じる可能性があります。日常のスキンケアや生活習慣の見直しで改善することもありますが、症状が長引く場合は医師に相談することが大切です。
目の周り ぶつぶつには、丁寧なケアと冷静な観察がなによりの味方です。